ずんだは餅より団子が美味い

読書録、園芸記録、ソシャゲ感想、旅行記など

盛岡街歩き1日目

7月上旬、出張で盛岡へと赴いた。
 
仕事とはいえ、やっぱり観光はしたい。
隙間時間をみつけて(ひねりだして)
ちょこちょこと市街地を散策してきた。
 
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朝一の新幹線で盛岡へ。
普段よりだいぶ早い時間帯に朝食をとったので、
これでは昼前に腹が減ってしまう……。
 
ということで、午前のおやつにかの有名な福田パンを購入しておくことに。
 
しかし盛岡駅から福田パンの店舗までは徒歩で約20分。
うーん、朝から歩くには微妙につらい距離。
 
あまり時間に余裕はないし……と悩みつつ福田パンのホームページを見てみると、
なんだ買えるじゃないか、盛岡駅で!
 
新幹線を降り、盛岡駅北口を出てすぐ目の前、そこに福田パンの駅構内店舗「イワテテトテト・Fuku ran with 福田パンはあった。
 
ホームページには「メニューの数は少ないですが」と記載されているが、意外といろいろな種類のコッペパンが売られている。
具の種類によって値段もさまざま。
大きさはだいたい20cm位だろうか。でかい。
 
ここは盛岡っ子のスタンダードスタイル(らしい)あんバターを決めてやりたいところだが、
ボリューム感に気圧されて「ぴいなつ(粒入り)」をチョイス。
バターはね、ちょっと重いかなと。
 
ひとまずささっと購入して仕事へと急いだ。まことに便利な店舗である。
 
 
仕事もひと段落して10時頃、ちょうどいいおやつの時間だ。
 

やはりでかい。半分食べて残りは午後のおやつに回そうかな、などと思いつつ一口。
 
うまい!
 
もっちり かつ ふんわりなオンリーワンの食感。
巷のもちもち系のパンほどぎっちり目が詰まった感じでも無く、かといってふわふわ系パンほど軽くもない。中間。不思議。
 
中身のピーナッツバターも美味しく、ぺろりと一個平らげてしまった。
 
 
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午後。時間が空いたので街歩きといこう。
 
盛岡の観光スポットは駅から少し離れたところにあるみたい。
市街地を周遊するバス「でんでんむし」に乗って目的地へと向かう。
 
 
「上の橋」下車。
盛岡は橋だらけの町。
どこに行っても美しい川辺の風景が見られた。

 
まず立ち寄ったのは川沿いに建つ「深沢紅子野の花美術館」。
こじんまりとした建物で、所要時間はだいたい15分くらいか。
じーっくり見ても30分くらいだろう。
 
1階はショップとカフェ、2階は素朴な野の花の絵画、3階は人物画や絵皿などが見られる。
 
個人的に気に入ったのは3階の人物画。
 
野の花の絵のように、人物画に描かれる女性もまた素朴な雰囲気。
黒髪ボブの清楚な着物少女とか、なんというか、特定の層にも好まれそうな感じであった。

帰りにショップで購入。
ホタルブクロが気に入ったのだけど、ポストカードにはなっていなかった。残念。
 
 
美術館を出て隣の雑貨店「shop+spaceひめくり」をのぞき、それからさらに南下していく。
 

紺屋町番屋。レトロかわいい建物。
 
 
番屋の斜め向かい側、南部せんべいのお店「白沢せんべい店」でお土産を購入。
種類がたくさんあって迷うが、3種厳選。
 

スタンダードな「かぼちゃ」、話題づくりの「冷麺」、変り種だが外れなさそうな「ココア」。
ココアのみ食べてみたが、ぽくぽくとしておいしかった。
でもなんかあんまり南部せんべいっぽくない。
よく見たらかぼちゃとココアは袋の裏面に「クッキータイプ」と記載されていた。
冷麺味は普通のパキパキとした南部せんべいがベースみたい。
 
 
そこから徒歩で5分くらい。
岩手銀行赤レンガ館

 
おお、すごい。語彙力がない。
ガチ勢らしきおじさんたちが、強そうなカメラでガンガン写真を撮っていた。
 

内装もみられる。
 
見学無料スペースと有料スペースがあって、今回は時間の関係上無料スペースのみ。
 

2階からの図。
中央ホールで何かイベントがあるらしく、準備中の様子。
 
バイオの洋館みたいな階段とか、天井の装飾とか、どこを見ても面白い。
無料でもかなり楽しめた。
盛岡行くなら是非寄って欲しい場所だと思った。
 
 
 
赤レンガ館から徒歩5分。
 
桜山神社の拝殿のすぐ右側。階段をのぼると烏帽子岩を見ることができる。
 

圧倒的存在感。強い。語彙力がない。
 
 
しかし今日は暑い。
スーツで歩き回るのもそろそろ限界である。
 
 
桜山神社の目の前、下曲輪跡の喫茶店で一休みといこう。

ティーハウス リーベ」。
その名のとおり紅茶のお店。
 
レトロな雰囲気の入り口を抜けると、店主と思しきご婦人に二階へと案内された。

キングオブレトロ。最高か?
 
 
尋常じゃなく暑かったので喉がカラカラ。
強気のチョイスでも飲み干せそうな気がする。ということで。

ティーパンチ! 物量がすごい。
たっぷりの果物と、フルーティな風味の紅茶。大満足の美味しさだった。
 
しかしひとりでこれを頼むのは少し恥ずかしい。
 
 
 
下曲輪跡は町並みもレトロで素敵な場所だった。
 
今回立ち寄らなかったが
じゃじゃ麺で有名な白龍もここにあるらしい。
 

 
紫陽花とお堀の写真を撮り、
県庁市役所前から再び「でんでんむし」に乗って仕事へと戻った。
 
 
ちなみに「でんでんむし」は乗車料金一律100円なので
乗車する場所によっては他の路線バスに乗るよりも安く済む。
 
 
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本日の締め、夕食。
 
暑さと湿気の中、仕事に観光にと忙しくもうへとへと。
夕食は宿に近い場所、盛岡駅周辺でとりたいところ。
 
そこで駅のすぐ目の前の焼肉屋さん「盛楼郭」へと向かった。
 
頼んだのはもちろん盛楼郭冷麺(辛味別)
 お腹に自信がなかったので焼き肉は注文せず。

 
(辛味別)←これ大事らしい。
自分好みに辛さを調節。
 
これでもかというぐらいコシのある麺がたまらない。
 
お肉は甘辛のタレで煮てあるのかな?
ジューシーなタイプではなく噛めば噛むほど味が出てくる系。
 
別盛りにしてもらった辛味(キムチ?)は
酸味がかなり強めのタイプで、個人的には好みの味ではなかった。
スープと混ぜちゃうとそんなに酸味は感じなくなるけど。
 
でもとにかく麺とスープがうまい。冷麺最高です。
  
 
 
 一日目は以上。
 この日立ち寄った場所はこちら
 
 
二日目に続く。